平成29年2月5日
第9回山口竹田研究会を開催いたしました。
スリーグランツでは社会貢献としてボランテイアで山口竹田研究会の事務局をさせて頂いております。
早いもので5年が経ちました。
ご来場くださる皆様のおかげで回が重ねることができていること開催するたびに感じております。
このたびも222名の方にご来場いただき多くの皆様と学ぶことができたこと感謝しております。
このたびのテーマは
天皇という存在について法学的な切り口で解説していただきました。
イントロダクションとして世界の潮流がグローバリズムからローカリズムへと進んでおり、
これからは孔子の「和して同ぜず」の精神によってG7が世界の中心となっていくべきであるということ。
その中に於いて日本の役割が大変大きくなってくると語られ、
本題の「天皇と憲法」では、まず主権者とは何か?というところから、
国民には「主権者たる国民」と「主権によって支配される国民」とがあり、個々の国民は後者であるといこと。日本国憲法第一章第一条後段「この(天皇)地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」にある「主権の存する日本国民」とは「天皇と国民の共同体(君民共治)」であり、
「総意」とは現世に生きる国民全員という意味ではなく、建国以来2000年以上守り通してきた意思を指すということを解説されました。
続いて大日本帝国憲法と日本国憲法での第一章の比較があり、条文こそ違えどそこに記されている天皇の意味はほとんど変わっておらず、
天皇は大日本帝国憲法それ以前から日本の象徴であり
初代神武天皇より「八紘為宇」の大御心によって日本を治し(知らし)祈り続けてこられたからこそ象徴たり得るのだということを解説いていただきました。
日本国憲法第一章第一条の言い出しっぺはマッカーサーではなく神武天皇であり、
日本は2677年前から民主主義国家だったということ、そして朝日は「読むもの」じゃなく「飲むもの」であるといことを語っていただきました。
ボランテイアスタッフのみんなと毎回の記念撮影
若手のスタッフいたべさんの司会も毎回上手になるとおほめ頂いております。
司会もどこかに頼むのではなく、ボランテイアスタッフでしております。
竹田先生を交えての懇親会。
毎回近くで竹田先生のお話を聞ける特権です。
少しでも多くの方に最古の我が国のことを知ってもらいたいです。
山口竹田研究会の収益金は日本最古の書である古事記をホテルや学校に置く活動に充てれらます。
周南市の全小学校・中学校・図書館に昨年は寄贈をさせていただきました。
今年は防府市に寄贈予定です。
山口県全小学校・中学校・図書館に古事記を置いていただけるように
活動をしていけたらと思います。
山口竹田研究会ではボランティアスタッフを募集しております。
ご興味のあるかたお手伝いしたいと思われるかたご連絡ください。