一般的には、肌が本来持っているバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなった状態のことを指し、赤みやかゆみ、カサつき、ヒリつき、発疹といった症状がみられるのが特徴です。
一口に敏感肌といってもいろいろなタイプがありますが、大きく分けると、
生活習慣の乱れや気候の変化、アレルギーなど原因はさまざま
そして、敏感肌を引き起こす要因もさまざまです。睡眠不足や精神的ストレスによって生活リズムやホルモンバランスが崩れると、肌のターンオーバー(生まれ変わり周期)が乱れ、バリア機能が低下して敏感状態になります。また、気候の影響も大きく、気温や湿度が低下すると肌の代謝が落ちて水分が蒸散しやすくなり、バリア機能が弱まることも一因。
さらに、花粉やアレルギーによって肌が敏感に傾く場合もあります。大人の肌を悩ませるアレルギーとしては、以下のようなものが挙げられます。
花粉症
花粉がアレルゲンとなって、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、充血、そして皮膚のかゆみなどを引き起こします。
金属アレルギー
ニッケルやクロムなど、金属が原因で起こるアレルギー。
食物アレルギー
卵や小麦、牛乳、そば、ピーナッツ、甲殻類など、ある特定の食物を摂取した後に、免疫を介して症状が現れます。
化粧品アレルギー
特定の化粧品成分に反応して、赤み、かゆみ、ほてりなどの症状を引き起こします。
紫外線アレルギー
紫外線が肌に反応して、じんましんなどを引き起こします。
肌が敏感に傾いている時はシンプルケアが基本。
肌に赤みやかゆみなどの症状が出ている時はまず、皮膚科医の適切な治療を受け、自分のアレルゲン物質が何なのかを知ることが大切です。
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